詩篇 93篇

「主は、王であられ、みいつをまとっておられます。主はまとっておられます。力を身に帯びておられます。まことに、世界は堅く建てられ、揺らぐことはありません。」(1節)

「御国が来ますように」と、クリスチャンは祈りますが、「御国」とは、「王国」、「王の支配」という意味です。王はもちろん、イエス・キリストです。イエス様の十字架に掲げられた罪状は、「ユダヤ人の王」でした。十字架と復活は、まさに、キリストにある王の支配がこの地上で始まったことを意味します。ですから、「御国が来ますように」という意味は、「神の主権を認めます」「神の統治を認めます」という意味です。もちろん、私たち人間が認めようと認めまいと、神はすでに王であり、すべてを治めておられます。しかし、完全な支配はまだ施行されていません。神は人間の自由意志を尊重されておられるからです。しかし、神の主権を認め、万事感謝と生きる人は、神の永遠の御国にすでに生きています。

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