ヨブ記 21章

「しかし、彼らは神に向かって言う。「私たちから離れよ。私たちは、あなたの道を知りたくない。」(14節)

ヨブの悩みは、信仰者の悩みでもあります。神を追い出し、神にかかわるのはまっぴらごめんだと思っているような人が、栄えているように見える時、私たちの心は穏やかでなくなります。自分の状況がヨブのように良くないのに、

「全能の神様だって?いったいだれのことだい。だいたい、なぜ神様なんかに従わなきゃならんのかね。たいしたご利益もないのに。」(15節LB)

と言う人が裕福な生活をしているのを見る時、誠実に信仰生活を送ることが空しく見えてしまうことがあります。しかし、ここにヨブ記のテーマがあります。私たちの動機の問題です。

私たちはどうして神を信じ、祈るのでしょうか?

思うようなご利益がないならば、祈らないというレベルの信仰なのでしょうか?

本物の信仰者とは何なのでしょうか?

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