士師記 9章

「今、あなたがたはまことと真心をもって行動して、アビメレクを王にしたのか。あなたがたはエルバアルとその家族とを、ねんごろに取り扱い、彼のてがらに報いたのか。」(16節)

この箇所から私たちが学ぶことが出来ることの一つは、誰を自分たちの指導者に選ぶかという選ぶ側の責任です。3節を見ると、そもそも「身内の者」ということで人々はアビメレクを支持したことが記されています。つまり、公正さよりも関係を重視しました。そして、それが悲劇を生みました。どういう人物か知らないのに、知り合いの紹介だから、身内だからと支持してしまい、その結果もたらされてきた悲劇は、歴史も証明しています。アビメレクの場合、野望の問題がありました。聖書は言います。

「聖書に約束されているように、神様は、謙そんな者には力をお与えになりますが、高慢な者は敵視なさるのです。」(ヤコブ4:6LB)

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