「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。」(28節)
「いちじくの木」はイスラエルの国の象徴です。この世の終わりとイスラエルの情勢は切り離すことはできません。中東にあるこの小さな国が世界に与えている影響は計り知れません。遠く離れたこの日本で、イスラエルの情勢を知ることができる時代に今生きているということも偶然だとは思えません。イスラエルは世界の日時計と言われますが、人類の歴史の最終段階では、ユダヤ民族に次の三つのことが起こると預言されています。
第一に、ユダヤ人が世界各地からパレスチナに戻ってきて国を再建すること、
第二に、エルサレムをイスラエルの支配下に戻すこと。
ここまではこの100年の内に起こりました。
第三は、イスラエルの国が国際的に孤立し、敵視されること。
それがまさに今、起こっていることです。
クリスマスにこの世に生まれたように、イエス様は再び来られます。