出エジプト 7章

「モーセとアロンは主が命じられたとおりに行なった。彼はパロとその家臣の目の前で杖を上げ、ナイルの水を打った。すると、ナイルの水はことごとく血に変わった。」(20節)

神様がエジプトに下された10の災害は、エジプトの神々に対するものでもありました。最初の災害は、ナイル川を血に変えるというものでした。エジプトの人々にとってナイル川は、彼らに祝福をもたらす彼らが拝んでいた神でもありました。そのナイル川が血となるということは、イスラエルの神が、エジプトの神々を裁かれたという意味もあります。さらに興味深いことは、モーセは水を血に替えましたが、イエス様は水をワインに変えました。血は死の象徴で、ワインは喜びの象徴です。聖書は言います。

「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」(ヨハネ3:17)

キリストは喜びによって証されています。

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