マタイ 7章

「兄弟に向かって、『あなたの目のちりを取らせてください。』などとどうして言うのですか。見なさい、自分の目には梁があるではありませんか。」(4節)

 1節をリビングバイブルではこう訳しています。

「人のあら探しをしてはいけません。自分もそうされないためです。」

自分を棚上げして相手を裁くことが、裁きの対象となることをイエス様は指摘しました。自分が出来ていないことを、他者に求めることは間違っています。他者を教えて変えようとするよりも、まず、自分を変えようと努力すべきです。ヤコブは言いました。

「私の兄弟たち。多くの者が教師になってはいけません。ご承知のように、私たち教師は、格別きびしいさばきを受けるのです。」(ヤコブ3:1)

自分自身を吟味せずに他者を教えようとすることは、危険なことです。まず、自分自身と向き合うことなくして、他者を教えるべきではありません。

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