Ⅱサムエル 12章

 「ダビデはナタンに言った。『私は主に対して罪を犯した。』ナタンはダビデに言った。『主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。」(13節)

 罪は、当事者だけでなく、神に対して犯すものです。ダビデはそのことを認めて罪を告白し、赦しを体験しました。聖書は言います。「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(Ⅰヨハネ1:9)罪を認め、告白する人には赦しが与えられるというのは、キリストの十字架の故ですが、素晴らしい真理だと思います。罪の結果は当然残りますが、赦されます。ダビデの悔い改めの歌を味わいたいと思います。「神よ、わたしの内に清い心を創造し/新しく確かな霊を授けてください。御前からわたしを退けず/あなたの聖なる霊を取り上げないでください。御救いの喜びを再びわたしに味わわせ/自由の霊によって支えてください。」(詩篇51:12-:14新共同訳)

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