ハバクク書 2章

「しかし、正しい人はその信仰によって生きる。」(4節)

神の南ユダ王国に対する取り扱いの方法は、バビロン帝国によるバビロン捕囚でした。ハバククには、それを受け止めることができませんでした。

「ユダの人々は悪いけれど、バビロンの人は、もっと悪いではないですか」

と。しかし、神はハバククにただこう言いました。

「悪者は自分だけを信頼し、ついには滅びる。だが正しい人は、わたしに信頼することによって生きる。」(LB)

神は、

「わたしに信頼しなさい」

とおっしゃられます。

ギリシア語訳の聖書は、興味深いことに、こう訳しています。

「正しい人はわたしの真実によって生きる」(LXX)

私たちは、「自分の信仰深さの問題」と思いやすいのですが、そうではなくて、神の真実(イエス様の十字架の御業)のゆえに、神が与えてくださる信仰によって、私たちは生きていくことができると言います。

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