ダニエル 5章

「それどころか、天の主に向かって高ぶり、主の宮の器をあなたの前に持って来させて、あなたも貴人たちもあなたの妻もそばめたちも、それを使ってぶどう酒を飲みました。あなたは、見ることも、聞くことも、知ることもできない銀、金、青銅、鉄、木、石の神々を賛美しましたが、あなたの息と、あなたのすべての道をその手に握っておられる神をほめたたえませんでした。」(23節)

ネブカデネザル王の息子が大宴会をしている様子から5章は始まります。彼は、父親がエルサレムの神殿から奪い取ってきた金の器でぶどう酒を飲み、大騒ぎをしていました。そのとき人間の手が現れ、壁に文字を書きましたが、それを解き明かす人がいなかったので再びダニエルが王の前に呼ばれました。王は

「あなたのうちに神の霊が宿り、また、あなたのうちに、光と理解力と、すぐれた知恵のあることがわかった、と聞いている。」

と言います。

聞いていたのに、まことの神を求めようとしなかったということがありませんように。

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