イザヤ 61章

「神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。」(1節)

キリストがこの地上で一番最初に説教するのに用いたテキストがこの箇所でした。キリストが来られた理由、それは、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者を癒すためだと言います。「貧しい」とは、物質的な貧しさのことではなく、「神が必要だ」と認めている人を指しています。キリストは、自己満足していた当時の宗教家に厳しい態度を取られました。キリストは、飢え渇きのある人に良い知らせを伝えに来られました。その体である教会も、飢え渇く人々に福音を伝えていくことが大切です。キリストはまた、心の傷ついた者をいやすために来られたと言いました。キリストだけが、本当の意味で心を癒すことができます。その体である教会も、キリストが働かれやすい環境を提供することが大切です。

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