「私の神よ、どうか彼らのことを覚えていてください。彼らは祭司職を汚し、祭司職とレビ人たちの契約を汚したのです。」(13:29)
ネヘミヤが祭司職を汚していると言った理由は、
「大祭司エルヤシブの子エホヤダの子の一人は、ホロン人サンバラテの婿であった。」(28節)
ということです。
サンバラテという名前は2章に出てきます。
「ホロン人サンバラテと、アンモン人でその部下のトビヤは、これを聞いて非常に不機嫌になった。イスラエル人の益を求める者がやって来たからである。」(2:10)
要するに、サンバラテは神の働きを妨害していた異邦人でした。
大祭司が、神の働きを妨げている異邦人と婚姻関係を結んだのは、政治的な理由だったのだと思われます。
この世の価値観に振り回されることなく、神の御心に生きることが、指導者の責任です。
教会が神の御心を第一とすることができるように、お祈りください。