「祭司たちが聖所から出て来たとき、雲が主の宮に満ちた。祭司たちは、その雲のために、立って仕えることができなかった。主の栄光が主の宮に満ちたからである。」(8:10,11)
神殿が完成したので、祭司たちは主の契約の箱を担ぎ、神殿に運び上げました。
ソロモン王は、羊や牛をいけにえとして捧げました。
祭司たちは、主の契約の箱を至聖所のケルビムの翼の下に運び入れました。
ケルビムは、エデンの園への道を守っていた天使です。(創世記3:24)
祭司たちが聖所から出てきた時、神殿に主の栄光の雲が満ちました。
これは、出エジプト記で、主の幕屋に主の栄光が満ちたのと同じ出来事です。
「そのとき、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。モーセは会見の天幕に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。」(出40:34,35)
神の栄光は、モーセの幕屋と同じようにソロモン王の神殿にも満ちました。