ローマ 5:6-11

「実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。」(5:6)

パウロの論理展開は、決して難しいものではありません。

6節でまず、土台的前提が語られます。

イエス・キリストは、不敬虔な者のため、死んでくださいました。

7節では、この前提に立って、論じられます。

たとえ、「値する」と思っていても、普通は、代わりに死ぬことはしません。

そして、8節で、結論が導き出されます。

ですから、イエス・キリストの死というのは、神の普通ではない愛の現れだったということです。

今から約二千年前、イエス・キリストが十字架にかけられ死んだということは歴史的事実です。

それが、「私たちのため」というところに重要なポイントがあります。

「私たちが逃れる道もなく、行き詰まっていた時、キリストはおいでになり、何のとりえもない、私たち罪人のために死んでくださいました。」(LB)

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