地球から32億キロメートル離れた小惑星「リュウグウ」。ここに日本のJAXAが「はやぶさ2」という探査機を送り、その岩石を採取することに成功したことは皆さんの記憶に新しいと思います。ちなみに時速100キロメートルで走ると3625年かかる計算ですが、はやぶさ2はたった4年で到着したそうなのでいかに速いかということが分かります。採取した岩石は含水鉱物だったということなので宇宙での水の存在を裏付ける貴重な調査であることは間違いありません。でも、この地球の深部には海水の数倍から数十倍の量の含水鉱物があることを今回初めて知りました。創世記2章6節『ただ、水が地から湧き出て土地の前面をうるおしていた。』この箇所を読んで神様の偉大さに感動しています。自分のことだけ、目の前のことだけというようなミクロの視点で生きるのではなく、マクロ(大きな)視点で、つまり神様の視点であらゆる物事を見る癖をつけていきたいと思うのです。私たちの主は、とてもとてもとても偉大な全能の神様なのですから。 (小山晶子牧師婦人)
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おわった!
毎年、年が明けるとだんだん気が重くなっていく原因は確定申告です。
やらなきゃとは思うのですが、領収書の計算や勘定科目、パソコン入力などかなり大変で3月15日の提出期限とにらめっこしながらなんとか数日がかりで間に合わせてきました。ところが今年、そんな私に異変が。なんと作業を始めてからたった4時間で書き終えてしまったのです。もちろんもう20年以上提出しているので慣れはあるとは思うのですが、それでも毎年かなりの時間と労力をかけていたことを考えると驚異的なスピード。どうしてだろう?と考えると一つだけ心当たりがありました。ストラテラというADHDの薬を昨年4月から飲んでいるのですがそれがごちゃごちゃになっている脳内をスッキリ整頓してくれるような役割があるのです。それにしても、確定申告をするたびにこの一年歩みが守られてきたことを、数字を通して実感させられます。提出した後のすがすがしさと、守られてきたことへの感謝と安ど感は神様の愛を感じる時でもあります。来年度もがんばります! (小山晶子牧師婦人)
レビ記 25:1-26:13
「あなたがたは第五十年目を聖別し、国中のすべての住民に解放を宣言する。これはあなたがたのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰り、それぞれ自分の家族のもとに帰らなければならない。」(25:10)
昨今、資本主義の行き詰まりが声高に言われています。日本の国の借金(債務)も一千兆円を超えていて、国民一人当たり八百万円ほどの借金を背負っていると言われます。このような借金の問題は日本だけの話ではなく、世界中で問題になっています。イスラエルの民に神が命じた対策はヨベルの年でした。五〇年ごとに借金帳消しの年を命じたのです。ヨベルの年が実際に実行されたかどうかに関しては議論があります。しかし、私たちは貧困の問題に関して無関心にならずに、祈りつつ、何かしら行動を起こす時が来ているのではないでしょうか。なぜなら、イエス・キリストがヨベルの年を宣言されたからです。(ルカ4:18,19参照)
よくがんばったね。
少し前にここでも書いた我が家の老猫ポコが、先週日曜日の第二礼拝中にとうとう死んでしまいました。わたしは教会学校で二階に上がっていて、その日のお話を終え、皆が教材に取り掛かったタイミングで少し様子を見に行かせてもらったそのわずか数十秒の出来事でした。ほとんど動いてなかったポコが身体を動かすような仕草をしたので抱っこしたら、少し苦しそうにのけぞって、そのまま、全身の力が抜けていく、まさにこと切れる瞬間でした。ポコの最期を看取れるようにと祈っていたので、神様は本当にそのようにしてくださったんだなあと、わんわん泣きながら、神様、本当にありがとうございます、そんな思いの中しばらく過ごしました。いのちを私たちは当たり前のように享受し、計画を立て、それがあたかも自分のもののように生きていますが、目の前でいのちの終わりを目撃する時、これが与えられたものであり、私たちが握っているわけではないことを痛いほど自覚させられます。神は神であり、私たちは被造物であるということを覚えつつ与えられた日々を過ごしていきたいと思います。 (小山晶子牧師婦人)
ビバ!炊飯器!!
先週の婦人会の折、以前いただいたサムゲタンキットを使って昼食を作る計画を立てました。サムゲタンは韓国の丸鶏スープ。ナツメや高麗ニンジン、ニンニクなどと一緒に鶏を丸ごと煮込んで作ります。ところがいざ作り始めると鍋はもう丸鶏でいっぱいいっぱい。でも、これで下準備は完成だしいいや、と思っていたところ婦人会の皆さんはそこに野菜も次々と投入していきます。当然鍋の蓋が閉まらなくなり、もう一つ鍋を準備しようとした時、目の前に黄金のごとく輝く二升炊きの炊飯器が。炊飯器で炊きましょう!そう提案し、鍋のものを炊飯器にどんどん投入してスイッチオン。それはそれは美味しいサムゲタンが完成しました。それに味をしめ、今日のアルファのために同じ炊飯器でいま角煮を作っています。全ては益となりますね。そんな婦人会での学びも、もうすぐ新約聖書を終えるまでになりました。毎週一章づつじっくりと新約聖書を学んでいます。おいしいサムゲタンのように味のある婦人会に、みなさんもぜひ一度参加してみてくださいね。歓迎します。(小山晶子牧師婦人)
おがわのせせらぎ
教会裏のいたちがわ沿いを散歩してきました。風もなく、やわらかい日差し。梅の花が咲き、心地よい時間。ただただ自然の中を、神様に心を向けて過ごすこの上もなく贅沢な20分間。かさかさっと音がするので足元に目をやると、茶色のトカゲが。ザリガニ池にはもうメダカが泳いでいます。
大きな災害があるたびに、当たり前ではない日々であることを、与えられた日々であることを思い知らされます。あと何年、この地上での歩みが保たれるのか、この地球がいつまでもつのか、だれにもわかりません。でも、朝目覚めるたびに思うのです。きょうも神様の憐みが私たちの上に注がれていることを。私たちは目の前の出来事にのみ日々心をとらわれていますが、そんな時間にもあの茶色いトカゲは枯れた葉っぱの上を歩き、メダカは泳いでいるのです。せっかくの春、神様の与えてくださっている贈り物を探しに、ほんの5分でも、外に出てみてはいかがでしょうか。おがわのせせらぎに、わたしの心は、神様に愛されていることを感じて喜びいっぱいになりました。 (小山晶子牧師婦人)
ブログをはじめました。
先週一か月ぶりに病院へ行ってきました。一昨年の6月から数えてもう一年半以上通っていることになります。抑うつ状態はずいぶん改善し、薬の量も減ってきてそろそろ仕事ができるんじゃないか、何か始めたいな、という気持ちがふつふつと湧いてきています。それと同時に、また同じような状況になって周りに迷惑を掛けたくない、という思いもありタイミングが難しいなあと感じています。注意欠陥の症状も劇的に改善し、家のことも教会のこともあまり悩まずこなせるようになってきました。皆さんの沢山の愛と背後の祈り、ご配慮に心から感謝します。そんなわけで(?)、ブログをはじめてみました。いますぐに外で働くことは無理ですが、書くことは嫌いではないのでこれまでの経緯や抑うつ、発達障害と診断されてからのことなどを徒然なるままに書いています。特にADHDに関しては悩んでいる人も多いんじゃないかと感じています。もしよろしければお読みくださいね。アメーバブログlyreakikoで検索してみてください。今週も守られますように! (小山晶子牧師婦人)
おはよう、ジェニー
雪、思ったより降りませんでしたね。少し残念に思っているのは恐らく私だけではないと思います。数日前の季節外れの暖かい日に亀のジェニーが冬眠から完全に目覚めてしまいました。早春の日差しにうっとりと甲羅干ししている姿に癒されています。梅の木にも沢山のつぼみがついていて開花が楽しみです。春を迎えるにあたり、皆さんは何か心待ちにしていることはありますか。わたしはオジギソウを育てようとずいぶん前から考えていましたが、ようやく種を手に入れたので種を蒔くのを楽しみにしています!当たり前のことですが、種蒔きって期間がおおよそ決まってますよね。例えばオジギソウだと3月から6月。それ以外の時期に蒔いてどんなに栄養を与えても育ちません(恐らく)。ときが良くても悪くても御言葉を宣べ伝えるようにと聖書は語っていますが、「種まくシーズン」と「時が良くても悪くても」という二つの言葉に今日は暫し黙想するときを持ちました。教会も、生き生きと新しい歩みが芽吹く季節となりますようにと祈りつつ。 (小山晶子牧師婦人)
ポコのその後
昨年の終わりごろ、この場で我が家の老猫ポコがもう余命いくばくもなさそうだという話を書きました。何も食べなくなり、がりがりに痩せて一日中寝て過ごしていることからそう思っていました。が、最近、もしかしたら餌が気に入らなかっただけだったのではという疑惑が浮上しました。固形の餌が食べれなくなってからずいぶん経つのですが、ペーストのものも食べなくなったので覚悟していたのです。ところが、ちょこっといい別のペースト餌にしてみたところものすごい勢いで食べ始め、お代わりを要求。こんなに痩せても気に入ったものしか食べないなんて、マリーアントワネットか!と思った次第です。こんなポコから学ぶことは正直何もありませんが、ぶれない姿勢だけは伝わりました。クリスチャンにとってぶれない姿勢とは、聖書の御言葉に対する真摯な向き合い方だと思います。フェイクにあふれたこの世の中で本物をしっかりと握ること。信仰ががりがりに痩せてしまうことがないように、本物の御言葉の糧を毎日きちんといただいていきましょう。(小山晶子牧師婦人)
藤藪庸一先生のこと
みなさんは和歌山県白浜町にある三段壁をご存知ですか?観光名所でもあると同時に自殺の名所でもあります。その三段壁には白浜バプテスト教会が設置した「いのちの電話」の番号が書いてある看板があり、現在は私の友人でもあり先輩でもある藤藪先生ご夫妻がこの働きに従事しておられます。NHKプロフェッショナルでも取り上げられたのでご存知の方もいるかもしれません。牧会と子育てでも大変なのに、三段壁のパトロールやいつかかってくるかわからない「いのちの電話」への応対、保護した方々との共同生活。折り紙が得意で、やさしかった神学校時代の藤藪先生からは想像もつかない表情に、働きを継続する厳しさと覚悟を感じ、襟を正される思いです。今月19日よりポレポレ東中野でドキュメンタリー映画が公開されています。「あなたを諦めない」という本も出版されました。きれいごとではない、ありのままの現実。ときに傷つきながらも前に進んでいく藤藪先生ご夫妻の姿は、まるで十字架の道を踏みしめるイエス様の御跡を辿っているようです。(小山晶子牧師婦人)